2018年6月20日水曜日

国葬

実は。

実は今日620日は私の誕生日なのです。

ありがとうございますありがとうございます。

釜の飯を食い続けることうん十年。

こんなに大きくなりました。

ありがとうございますありがとうございます。

やっぱり誕生日というものはいくつになっても嬉しいもので、大いなるワクワクと歳を重ねるちょっぴりのさみしさを胸に目覚めたのです。

そしてそのちょっぴりのさみしさを吹き飛ばしてくれるかのように、昨日、サッカーのワールドカップロシア大会一次リーグで日本が強豪コロンビアに勝利を収めました。

普段はサッカーなど観ない私でもやはり日本が世界の舞台で活躍するのは嬉しいわけですよ。

もう今朝なんかは誕生日だ日本の勝利だでウッキウキで目覚めまして自宅でひとりでんぐり返りのダブルピースで目覚めたものです。

【絶対に負けられない戦いがそこにはある】

記憶が確かならば2004年のアジア大会だかなんだかからテレ朝殺し文句のように使っていた言葉であります。

日本代表の青を基調としたユニフォームカラーから、サムライブルーなんて名前もつけましてね。

えぇえぇ。

当時の私もテレビにかじりついては日本を応援したものです。

園芸も同じです。

絶対に負けられない戦いがそこにあるのです。

個々の品種にあった育成方法、温度管理、必須微量元素などの知識と経験を総動員して、枯らさぬよう、樹形を整えつつ自分のスケールに見合ったサイズに育てる。

まさに戦いであります。

私ががんばって育てている植物たちの自生地は日本から遠く離れた彼の国ですよ。

まさに毎日が園芸ワールドカップですよ。

でね。

本日ウッキウキでセンターに到着し、日本代表サムライブルーに負けぬよう私もがんばるぞ!と、天高く拳を突き上げて誓ったその目に飛び込んできたのがフニャフニャになったユーフォルビアさんでございました。

フニャフニャのユーフォルビアさんに気づいた瞬間顔がまっ青になりました。

ものすごく気に入ってましたから。

何年かけてタネからここまできたんだよぅ。と。

完敗でございます。

もう本当に悲しくて悲しくて。

亡くなったユーフォルビアさんのお葬式の段取りもしなければならないし顔面蒼白の私はサムライブルーじゃなくて弔いブルーだね。ガッハハー!!ということで今日だけ、今日だけは静かに彼との思い出に浸らせてください。

Euphorbia schoenlandii
ここに何度か紹介させていただきました。
ワタシノナカデ一番かっこいい植物のひとつです。
ワンオブですよワンオブ。

グラッグラだったんでえーいと思って深く植え込みすぎたんですね。
去年だか枯らせたのも言われてみればそれが理由だったのかもしれません。

自ら墓標として立ち続けるその心意気。
しかと受け止めました。

賢明な読者諸氏の皆さまならお気づきかとは思いますが農業新聞なのです。
ご主人様がJAにお勤めのパート様に拝みたおしていただいたものです。
そしてこんなこともあろうかと昨年播種しているもの。
はい。
待ちます。
待ちますとも
待たせていただきますとも。
もうグラッグラになる気満点ですよね。
奥のやつとか特に。