2018年8月2日木曜日

そうだ エノコログサも

懸命な読者諸氏の皆様ならご存知かとは思いますが、今回も画像なしでお届けいたします。

先日告知させていただいた苗市。

今回も粛々と執り行われ、無事に閉幕することができました。

ご来店いただいた皆様本当にありがとうございました。

前回の苗市。

雑貨屋さん【漂泊】に来ていただきましたお客様にはこないだと全く同じ植物たちを。

ちょうど一年前の【ダンケ】に来ていただきましたお客様には去年より大きくなった全く同じ植物、なんなら植え替えもしておりませんので去年よりちょっと傷んだ植物たちを無事にお届けすることができたかと思います。

ありがとうございますありがとうございます。

そして、今年播種したものがほぼ全滅したこと、来年もどうせミスるんだろうなという惰性の賜物のような園芸への情熱を付け加えますと、来ていただいたお客様におかれましては今年来ようが来年来ようがほぼ同じ植物たちが並んでいるということになります。

すなわちお客様をお迎えするための品数が圧倒的に足りないということです。

今、天使の私と悪魔の私が頭上のモワモワの中で戦っております。

天使の私「ダメだよ〜。お客様はお買い物を楽しみにして来てくれてるんだよ?わざわざ県境をまたいで来てくれたお客様もいるんだよ?いくら45度のお辞儀をしようが、快適っぽい売り場を作ろうが商品がないのは絶対ダメだよ。商品を仕入れて売るにしてもそれを買うお金もないでしょう?それはもう植物を売る側の立場じゃないってことだよ〜。ただの趣味でいいんだよぅ。あんなにキラキラした目でタネを蒔いてたころを思い出してよぅ。」

悪魔の私「だまれだまれ。客なんてテキトーに並べときゃだまって買っていくんだよ!安っすいソテツ並べて『これエンセファラルトスの新種っすよ』とか、あのクソほど増えてるフォエチダなんか全部ギガスってことにすりゃいいんだよ!枯れてんのも全部売っちまえよ!休眠中って魔法の言葉知ってんだろ?商品がないとかどっちでもいいんだよ!品がなけりゃその辺の雑草でもぬいてきて鉢に植えて並べとけよ!あいつらにゃバレねーからよ!」

ということで悪魔の圧勝です。

悪魔のささやきにより、次回の苗市はまだ未定ですが大小様々なカタバミとスギナと休眠中という名の枯れた植物たちでお客様をお迎えするという全く新しいカタチの詐欺まがいの植物屋さんを発明した守銭奴の私とかけまして、売るものがあんまりない私とときます。

その心はって?

どちらも品がありませんということで今回は勘弁してくださいよコノヤロー。