2020年3月17日火曜日

オープンせず

先日。師と仰ぐ男性よりメールがひとつ。

恋愛感情にも似た気持ちを持つ私としてはドキドキしながらメールをパカリ。

「毎年恒例ですがアデニウムのタネが採れたのでいりますか?」とのこと。

記憶が確かならば以前もいただいてアデニウム・ソコトラナムとして売ればいいという心の中の悪魔と激闘しインチキ東洋人という称号を与えられそうになったあのアデニウム・オベスムのタネを今年もいただけるとのこと。

ハッキリと言うといらない。

だがしかし。

彼に会いたい☆その一心で「ありがとうございます!まだまだ蒔きたりないのでいただけるのなら是非!」と両手で大切に返信します。

数日後。

彼が持ってきてくれるとのことで待ち合わせの30分前に現場に到着。

潤んだ瞳のパッチリメイクで攻めようかとも思いましたがひとまずトイレで身だしなみを整えて咳払いをひとつ。

待ち合わせ時刻ピッタリに彼は到着しました。

オープンカーから颯爽と降りてきた彼の右手におわしますはまだ鞘のついた新鮮そのもののアデニウムのタネ。

「それいらないっすねー」のきもちは微塵もみせずに満面の笑みで「ご無沙汰をしています!」と、ふと彼の左手を見るとなんと凛としたサボテンが1鉢。

「良かったらもらってくれないかなー?接ぎ木だから毎回倒れるんだよね!」とのこと。

倒れようが倒れまいが接いでいようがいまいがそこにおわしますはCopiapoa cinerea A.K.A黒王丸でございます。

彼が来る!なにか用意しなくっちゃ!の気持ちで用意した缶コーヒーがまるでゴミクズのように見えました。

が。そんなちんけな足し算引き算で生きていないだろう彼にコーヒーありがとう!の一言と共に黒王丸とアデニウムのタネをいただき、しばし楽しい時間をご一緒させていただきました。

師。ありがとう。

実はアデニウムのタネ、ちょっと探してました。

獅子葉がでるその日まで蒔きます蒔かせていただきます。

余談ではありますが、師、アガベを地植えしようとしてて最初にすることがアガベの用意でもなければ土の種類を調べることでもなく、土を耕すためにユンボの免許取りに行くことなんですって。

イカしてるを越えてイカれてる!

ふっさふさですね。
うらやましい。
こちら泣く子も黙る黒王丸。
黒いとげがかっこよすぎて気絶しそう。


わがセンターにははじめての接ぎ木株です。
僕のセンターに黒王丸がやってきた!やったー!
ところで袖ヶ浦接ぎというやつですかね。
接ぎ木の下の部分を切って自根を出させる接ぎ降ろしという言葉は知ってましたが、調べるにつれ髄降ろしとかいう植物に関係なさそうな単語を発見。アガベにおいては胴切りとか兜割りとかなんかおどろおどろしい単語まで。なんすか髄って。

この画像の棘は白いけど下の画像の棘が黒くって、「黒王丸の黒いとげの色が移ったんですねwww」みたいなのを書こうと比較画像として袖ヶ浦の棘の画像を撮ったつもりが【黒王】って書いてるのが映ってる!!!!!!
ホンマに気づかず!

黒王丸の黒いとげの色が移ったんですねwww
これこれ。
かっこいい。
ここだけ切って植えよ。