2016年4月18日月曜日

FM


先日も書きましたが、ゴホンといえば龍角散。

咳には龍角散をどうぞ。

一般的に京都土産といえば八ツ橋であり、細い国といえばチリであり、レオナルドといえばディカプリオでもダ・ヴィンチでもなく熊であり、シンニンギアといえばレウコトリカなのであり、元はといえば私が、、、というのはやめておきましょう。

しかし。

右に進めと言われれば左に進み、やるなと言われればやりたくなる私としてはシンニンギアはやはりレウコトリカではなくグロブローサを選んだわけでございます。

【断崖の女王】の異名を持つシンニンギア・レウコトリカ。

たぶん名前がかっこよすぎて当時は私のような愚民が手を出してはいけないとさえ考えたのかもしれません。

ということでグロブローサの実生株。

先日種が採れましたのでここに。


Sinningia globulosa
花の画像はありませんが2月の下旬くらいに開花しておりました。
真っ赤で小さいきれいな花で、濃い緑の葉とのコントラストがうんちゃらかんちゃら
ベルベット。ベルベット。ふわっふわです。
応接室の字が書けるソファーのようです。
ふと今、食べられるのかしら?と思った次第です

Sinningia leucotricha
こちらレウコトリカ。
こちらも春先の柴犬ばりにベルベット。葉色が淡い。
あきらかにわがセンターの配合ではない土でございます。
えぇえぇ買わせていただきましたとも。
先日出会った女子高生の無双感、すなわち一回の会話に聞いたことのない単語が4回平均ででてきて私が理解できていなさそうなのにドシドシ会話を続ける感じへのアンチテーゼとして種の大きさとの比較対象としてこんぶ飴を配置してみた私を彼女ならばGMW系男子と言ってくれるのだろうか。
ちなみにGMWはGoing My Wayの略だそうで、ツイッターばっかりしている人のことはツイッター廃人、略してツイ廃だそうで、ラインの途中で風呂に入りにいくことを風呂に入るから離脱する、略してフロリダというとのことです。
おならでもくらえ。ぶー。

2016年4月4日月曜日

結ばれぬ



なんかこう、私、お花って好きではないです。

花が好きでない人間が園芸のブログとかヤバいぞこいつと思われそうです。

好きではないというと語弊があります。

なんというか春だ!桜だ!花見だ!というよりは桜が終わりかけの葉桜の方が好きだったりします。

息吹きのようなものの方が好きなのかもしれませんし何鉢か育てているアガベにしても何十年か育って最期に一回だけ花を咲かせて枯れるという生態なので、植物のもつ力強さのようなものか好きなのでしょう。

しかし。

やはり花が咲いた、というのは区切りのような気もしまして実生で育てた植物の開花というのは喜びもひとしおでございます。

春。

統計的にはこの季節には多くの花が咲くということです。

ユーミンはあの日に限ってタイミング悪く安いサンダルを履いていたそうで、私もタイミング悪く明日から少々センターを留守にしますので満開のベイベ達を見られないかもしれないのは辛うございますがここに紹介させていただきます。

なにより水やりを近所のおばさまに任せているのが圧倒的恐怖。ざわざわ。

Pelargonium carnosum
白いお花なのですね。
ちょうど実生1年です。
あきらかに計算がおかしいです。
真夏に仲間たちは全員お亡くなりになられましたが彼だけが冬を迎え開花をいたしました。

Othonna triplinervia
生後7ヶ月くらいです。
キク科の植物らしいお花ですねとかそれっぽいことを言いたいですがキク科のほかの花を知らなさすぎる。
茎や葉の裏が紫色がかっているのがたまらなくたまりません。



カランコエだかエケベリアだかハオルチアだかです。
頂き物です。実生株ではございません。
冷静に考えて造形がすごいですね皆様。
そして帰宅後に花は見られるのでしょうか。



2016年4月1日金曜日

あなたの風邪はどこから?わたしは海馬から

 
oh、、、
 
私は感嘆の声を上げることが多いような気がします。
 
父親の仕事の都合によりボストンに産まれ幼少期はミラノ、いや、フィレンツェですごし20歳前まではドバイで、、、なんてことは全くなく、お箸の国で生まれ育ち、方言丸出しで毎日をすごさせていただいております。
 
故に、感嘆の声を上げるならば【oh、、、】ではなく【嗚呼】もしくは【なんやそれ】が的確かとは思いますが、oh、、、に相応しい出来事がありました。
 
昨年夏に種をばら撒いたレインボーユーカリこと Eucalyptus deglupta を温室で越冬させていました。
 
幼い苗なので少しでも温かいところで、との親心からです。

遠目から枯れるでもなく育つでもなく早く春が来ないかなと思って見守っていました。

先日。

だいぶ温かくなってきたので温室から出そうと思ったのです。

さあ春も本番!ベイビー達よ!いざ解き放たれよ!と鉢を持ちあげたその瞬間!

ドライアイスでスモークを演出してくれたのかと思うほど視界が真っ白になったのでございます。

あらステキ☆歓迎のサプライズかしら?と思うほど知識がないわけではございません。

私は知っています。

視界が真っ白になったのはドライアイスではなくコナジラミだということを。

ワンオブ害虫のコナジラミだということを。

「oh、、、」

膝から崩れ落ちそうになりましたが、落ち込んでいる場合じゃございません。

害虫駆除の雄、ベニカXファインスプレーの出番です。

痔にはボラギノール!ゴホンといえば龍角散!あの元プロ野球選手とあのPにはメタンフェタミン!カイガラムシとコナジラミにはベニカXと相場は決まっとるんじゃー!

と、気がふれたようにシュッシュシュッシュしたところ、みごとにコナジラミは退散いたしました。

いや〜よかった。さすがベニカX。と胸をなでおろしたところでなぞかけをひとつ。

oh!退散とかけまして、ベニカXとときます。

その心は。

いぃ〜クスリです。ってやかましいですか。そうですか。さようなら。
まだ1歳にも満たないレインボーユーカリさん達にございます。
ものすごく小さいので分かりませんがこの画像にもコナジラミが写り込んでいることでございましょう。
余談ではありますがこの100円ショップのプランターはものすごくもろい。

すす病と思われます。
発芽直後は繊細すぎて鼻息だけで倒れそうですがここまで育てば濡らしたティッシュでゴシゴシいきますいかせていただきます。

実生2年くらいのやや大人株。
この幹にレインボーを感じるかどうかはお任せしますが、ご存じない御仁はひとまずレインボーユーカリの画像検索をオススメします。なんというか、欲しくなります。
あとひとつ私が知ったことはレインボーユーカリは植木鉢で育てるような代物ではないということ。
手に負えないくらいでかくなります。