2016年6月12日日曜日

不緑


このブログを始めてはや3ヶ月。

思えば遠くへ来たものだと思いつつも、ほとんどの投稿が休眠から起きたの起きないの起きたの起きたの起きたの起きてくれだの起きたのといった内容な気がするほど、新撰組血風録の再放送よりも休眠から起きるのを心待ちにしているわけであります。

という事で今回は夏が近づいてきて休眠に入られた方たちのご案内。

今回寝たのはすべてキク科のオトンナ属ですが奇しくも沖田総司の愛刀が【菊一文字則宗】なので寝たのか起きたのか分からないですね。だっはー。

Othonna cyclophylla
落葉した彼はもはやなんなのかわかりませんね。白い部分は異常にふわふわしてていいさわり心地です。
触って良いのか悪いのか分かりませんが毎日1さわりしてます。

Othonna triplinervia
先日もご紹介させていただきました。
種が強風により一撃で吹き飛ばされましたね。
少し、楽しみだった。
Othonna euphorbioides
最近までまったく葉が落ちませんでした。
が、ふとさわるとぼろぼろ全部落ちました。
通風はあったと思いますが。
Othonna macrosperma
大株になると茎がつるっつるになるらしく楽しみでござんす。
実生1年3ヶ月くらい。
たしか5粒か10粒蒔いて1粒も発芽せずにあきらめてゴミと一緒に置いてたら発芽してた思い出。
しかも冬型なのに春に蒔いてもっとも苦手とする真夏に
幼き時代をすごした勇者。
Othonna herrei
ダダイズムを地で行くような姿が。
彼もOthonna herreiですが3月くらいから葉を落としてました。
先っぽに尋常じゃなく怪しい点が見受けられます。
今秋目覚めてくれるのでしょうか。
病気か虫でしょうが師と仰ぐ人物がいない私には一生分らなさそう。

2016年6月1日水曜日

なんとか枝


BGM、いわゆるバックグラウンドミュージックに歓喜の歌が鳴り響きます

神は私を見捨てていなかったということです。

目覚められました。

ありがとうございます。


ベテラン園芸家の皆様のブログなど拝読させていただいておりますが、花から種が採れましたよ!サヤの中で待ちきれずに発芽している子がいるんですよ!!とか、雨が当たらぬよう屋根を増設しました!とか南アフリカに現地の株を見に行ってきました!など、えらい景気のいい言葉が飛び交っております。

一方そのころ私といえば100粒蒔いたのが1個も発芽しなかったり、花が終わりふわふわの綿毛がかわいいオトンナ・トリプリネルビアの種が見事に風で飛ばされていたり、気がつけばディクソニア・アンタルクティカの葉っぱがほとんど毛虫に食べられていたりうどん屋のネギのスプーンが尋常じゃない小ささだったりと、もうホントにいいことないないなあと思いきや!先日まで気をもんでおりましたマテレアやらなんちゃらなどがお目覚めになられました。

ありがとうございます。ありがとうございます。

残るは1種。

パキコルムス・ディスカラーです。

彼だけ目覚めてくれればもういうことはありません。

しいていうならうどん屋のネギのスプーンはせめてティースプーンサイズ以上で、、、とういことで今回は筆を置かせていただきます

さようなら。

パキポディウム・メリディオナレだヨ!カタカナだと天下のGoogle様で検索しても174件しかヒットしないヨ!もしかしてパキポディウム・メリディオナーレ?と親切に教えてくれたけどそっちで検索したら24件しかヒットしなかったヨ!もしかしなかったネ!ルテンベルギアナムの変種らしいけど花が咲かないと同定できないらしいヨ!とにかく目覚めたヨ!春先にわけのわからない樹液みたいなのが垂れてきて「まじきもいなー」と思ってたけどソコから萌芽しはじめたネ!
マテレア・シクロフィラ様。お目覚め下さいましてありがとうございます。よく見るとコルク状の塊根の中も緑に色付かるるのですね。

スタペリア属のどちら様かでございましょう。横にモコモコきておらるる。
ユーフォルビア・某ですね。上のほうからプリッと3方向にお目覚めのご尊顔にございます。

ラウヒア・ムルチフローラ様にございます。ラウヒア・ペルビアナから改名されたとかなんとか。どっちでもいいけどここからあまり動かないですが大丈夫かな。球根。

渦中のパキコルムス・ディスカラーですね。たぶん大木になるんだと思いますがこんなビニールのペラペラの鉢で申し訳ございません。お願いします。起きてください。先っぽがきてそうなのは錯覚です。昨年落葉した瞬間からこんななのです。オペルクリカリア・パキプスとまっとうに戦えるのはあなただけ。目覚める方向でよろしくお願いいたします。