2018年5月19日土曜日

少年よ大志を抱けせっかく無料だし

食育。

食育が叫ばれて久しく思います。

時間の流れが早い現代。

家庭での食事は冷凍食品や中食産業を利用する方も多いことかと思います。

それがメインストリームなのかどうかは分かりませんので是非を問うようなヤボなことは言いませんし、そもそも冷凍炒飯だけで生きていけそうな私としては本当に便利になったものだとしみじみ思うわけです。なにより美味しいですし。

ただ、コトを知らない子供たちにおきましては食べものとは本来自分たちで狩ったり作らなければならないものなのだよ。袋を開ければ目の前に出てくるものではないのだよ。米はといではじめチョロチョロなかパッパで炊くのだよ、と。出汁をとるときは煮干や昆布を水に浸して火にかけ、昆布は沸騰する直前でだすのだよ、と。ほうれん草を茹でる時は茎からお湯に入れるのだよ、と知っておいて欲しいとは思うわけです。

知っていると全く知らないでは雲泥の差があるから。

そしてほうれん草。

葉もの野菜ですね。

わたしもキャベツを育てたことがありますが、青虫に全力でやられました。

トマトも「わぁ!黒いトマトができたヨ!」と思ったらダンゴムシがびっしりついていたこもともありました。

故に子供たちには野菜とはそういうものだということも知っておいてもらいたいのです。
無農薬で現代の消費者に納得していただける野菜を作ることはほぼ不可能でございましょう。

で、最近【花育】なる言葉を耳にしまして、子供たちに植物を育てることによって情緒豊かに育ってもらいたい。という願いを込めた教育があるとのことです。

水をくれ、肥料をくれと主張しない、主張する術のない生き物を育てること。

動くことができない生き物を育てること。

力強く生きる植物を育てること。

すばらしいですね。

青年たちよ。
サボテンはこのようにお花が咲くのだよ。
青年たちよ。
みんな大好きパキポディウム・グラキリスだよ。
こんなに小さい株なのにお花が咲くのだよ。
おじさんが一番びっくりしているよ。



青年たちよ。
アロエ・プリカティリスの実生だよ。
かわいいから2年に1回くらい蒔いているのだよ。

青年たちよ。
先日投稿したペラルゴニウム・アッペンなんちゃらのタネが採れたよ。
すごい造形美だと思わないかい?
自家受粉だから劣性遺伝子のホモ化による競争力の低下がむにゃむにゃ